随分前に買った『バッチフラワーニューセラピーI』と『バッチフラワーニューセラピーⅡ』。
まだまだ多いとは言えないバッチフラワーレメディに関する本の中で、かなりおススメなこの2冊をご紹介しますね!
☑ 基本的なバッチフラワーレメディに関する知識、使い方は熟知はしている
☑ 各レメディの違いが頭の中に入っている、更にその違いを一層理解したい
☑ 既にバッチフラワーレメディを使ったセラピーの仕事をしている
☑ 心と体の相関関係について極めたい
☑ バッチフラワーレメディは長年利用しているけど、慢性的な部分で突破出来ない性格的側面がある
☑ ボディケアにバッチフラワーレメディのセラピーを組み込んだ仕事をしたい
☑ お客様から体に関するご相談を受けた時に、一歩踏み込んだ使い方をお伝えしたい
という、どちらかというとプロ向けの本でもありますが、ある程度の知識があれば一般の方にも利用出来ます!
チェックが1個でも付いたら、ぜひ読んでおくことをおススメします。
この本は、ディートマー・クレーマーとヘルムート・ヴィルト(Ⅱのみ)の共著で、ⅠとⅡの二部作(日本語訳)となっています。
ドイツで自然療法士、クリニック開業医として活躍しているディートマー氏による、バッチフラワーレメディの新しい手法を解説しているのがこの本の趣旨。
最初はタイトルを読んで、何が新しい=ニューセラピーなのかな?と感じていたのですが、読み続けるとなるほど、確かにこれは、他の書籍にはない素晴らしいものだと感じました。
また、ディートマー氏のドイツ人らしい理路整然とした文章構成が秀逸で、思考や感情を癒すこの道具を、
”そうそう!こういう気持ちになった時って、こんなこと考えてるよね!”
というわかりやすい表現でケーススタディが掲載されているんですよ。
非常に左脳的、システマティックな文章。
教科書的な作りで、かつ詳細まで書かれていると感じました。
『バッチフラワーニューセラピーⅠ』は、38種類のレメディをいくつかに分類分けしてあり、独自の理論展開をしています。
この分類分けを【12の軌道】という形で、体系化しているのですが、これがまた自分の中で合点がいく内容でした。
今までのバッチフラワーレメディ関連本は、どちらかというと1つのレメディ解説がパーツでしかなく、あらゆる組み合わせが可能であるがゆえの難しさがありました。
しかし私のように、長年バッチフラワーレメディに慣れ親しんでいるからこそ、深読みし過ぎて<木を見て森を見ず>状態になってしまい、全体像を見るのに苦戦するスランプ期に、この本は救世主となってくれたのです!
例えば・・・・
自分の意思や考えを、相手に伝えるのが難しいセントーリー→
表現が出来ないことで、言えなかった相手に悔しい感情を抱いてしまうホリー→
そんな自分の不甲斐なさを責めてしまうパイン・・・・
というように、人の性格にはある種のパターンと感情の流れがあります。
自分の気持ちを言えなかったのは自分の性格ゆえなのに、それを他人に責任転嫁した挙句、その反動として自責する。って、アルアルじゃないですか・・・・。
これらの ”感情の流れ” ”思考のパターン” を12の軌道という形で、体系立てていったのがこの本の趣旨なのです!
多分この本を読んだら、いくつかの軌道説明部分で、
”あら、これって私のパターンだわ~(^_^;)”
っていうのに気が付くと思いますよ。
『バッチフラワーニューセラピーⅡ』は、ボディマップと言って(リフレクソロジーで言う反射区のようなもの)、体のパーツに対応しているバッチフラワーレメディがあります。
※チャクラ理論や中医学の経絡とはまた違った対応表のようです。
不具合を起こしている体の各箇所に、対応しているレメディを湿布やクリームに混ぜて塗ることで、飲むのとはまた違った使い方が出来ます。
このボディマップがすごく詳細で、自分の体で痛みを訴えている部分とレメディを照らし合わせると、自分について紐解くことが容易になるんですね!
体と心は2つの異なるものではなく、同じものを知覚する際の2つの異なる様式に過ぎない
― アルベルト・アインシュタイン(『バッチフラワーニューセラピーⅡ』P2より引用)
アインシュタインが言っているように、そしてバッチ博士が病気は心の最終段階といつも言っていたように、それぞれ違った形での<魂のアピール>なんですよね。
でも、西洋医学に馴染み過ぎている私達は、思考や感情、病気や痛みを全く別のモノとして見てしまう癖がついているので、全部をパーツとして切り取りがちになってしまうんです。
(ま~、しょうがないですよね。病院自体が各科で区切られていて、ホリスティック医療で人間全体を診てくれるクリニックなんてまだ近所にないもん。)
そんな時代に、この本はバッチフラワーレメディをよりホリスティックに捉えた、大変貴重な情報が詰まった本なのです。
もちろんこれらは検証あって実証出来るものなので、今後私の追及課題でもありますが、怪我しやすい場所、痛みのある個所、慢性的に患っている部分にバッチフラワーレメディを使うとどうなるか?
人体実験が大好きな私は、自分の痛みすら糧にしてしまうつもりで、今後この本と共に検証していこうと思います!
ポイント①
└ 慢性的になっている性格のクセ→その後に引き出される思考パターン→それが食い止められなかった時にもたらす最終段階(悪循環、悪化した状態)が、個人的にアルアル過ぎて、首がもげそうになったこと(笑
要は、この本に書いてあった通りに自分が反応していた、という有様。
ポイント②
└ 例えば、ゲンチアナ、スイートチェストナット、ワイルドローズ、ゴースなど絶望系の落ち込みにまで至った時、自分で選択=セルフヘルプするのが難しくなります。
そういった場合、この本をしっかり読めば、前後に起こったトラブルや自分の性格のクセが明確になり、12の軌道から、必要なレメディを導き出しやすくなること。
ポイント③
└ セラピストとのカウンセリングでも、セルフヘルプとして自分で選ぶにしても、知識以外の方法を持ち合わせていない時、体の痛みのある個所や、訴えのある体表面から読み解くことが出来る。
(もちろん診断・治療はNG。思考や感情を癒す道具として、参考利用してもらうことは可能かと。)
ポイント④
└ カウンセリングの為の問診票がかなり秀逸。
知識があれば、自己回答でもそれなりに使える。
ポイント⑤
└ レメディの理解がいまひとつの状態、木を見て森を見ず状態で行き詰っている時に読むと、不足部分に光が当たって、限界突破しやすくなる。
このシリーズ実は7巻まであるらしくて(3巻以降は未翻訳)続きを出してくれないかなぁ~と切に願います♡
全部モノクロ構成、カラーページは1つもありませんが、すっごくいい本なので、ぜひぜひ皆さんに読んでもらって、バッチフラワーの知識と可能性に花開いてもらいたいです♡
楽天で購入したい人はこちら
↓ ↓
Amazonで購入したい人はこちら
↓ ↓
0コメント