いくつか前の記事で、熱くなりすぎると使命も焦げるという話しを書きました。
これと類似の感情に、
【誰かを助けたい病】、【もっとやりたい病】というのがあって、
私達セラピストや、ヒーラー気質の人は要注意な部分です(笑
いわゆるメサイアコンプレックス、すなわち救世主症候群みたいなもんで、
誰かを助けたい気持ちが強すぎて、相手に入り込みやすい傾向があります。
一般的に、境界線というと、
プロテクションとか、シールドとか、ボーダーラインとか、
【防御系】のことを思う人も多いと思うのですが、
実はセラピスト気質、ヒーラー気質の人達は、自分から相手に入り込みやすい側面があって、
今度はストッパーとしての境界線を設ける必要が出てきます。
要は、やりすぎないように、自分を制御する、ってことです。
これは私自身大いに意識しなくちゃならない問題なのですが、
つい「もしかして出来そうかも?」と感じると、
本来の仕事を超えて、職人気質が目覚めてしまうのですよ。
これって、一見良さそうな側面でもありますが、
本当にお客様はそこまで私に求めているんだっけ?
メニューの中に、そこまで入っていたんだっけ?
と、時々見直しを迫られることもあります。
セラピーとは、療法のことですが、
守られた、既定の範囲で仕事をする、というのもプロとしては大事な事なのかもしれないな、
って時々思うのです。
仕事が重くなったり、つらくなったり、背負い込み過ぎていると、
いいものを発信できなくなるのは、常々感じていること。
誰かを助けたい病や、もっとやりたい病は、
セラピスト生命を短くしてしまいかねないので、
お客様も自分も守る為に、線引きって・・・・時々しておくといいですね♡
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